東西~! 東西~ エピソード12話中の 第2話
東西~! 東西~!
変わりゆく世の中で未来を模索するチンドン屋
エピソード12話中の 第2話
ドキュメンタリー映画
製作: Kent W. Dahl
『 とざい、 と~ざい! そこをお通りのみなさまへ~! 』
チンドン屋が奏でるニューオーリンズ風ジャズやサーカス音楽、 演歌 歌謡曲などが混じるサウンドのカクテルは、
かつての日本の商店街ではよく耳にした音の原風景だった。
チンドン屋の世界へ「いらっしゃい、いらっしゃい!」
十九世紀までさかのぼる日本の宣伝・広告の専門家、それがチンドン 屋。
商店に雇われて、通りかかる買い物客を引き付けるのが彼らの仕事。
林 幸治郎さんはベテランのチンドン屋。
1984年に「ちんどん通信社」を始めて以来、大阪の商店街に深く根付いた仕事を 数多 くこなしてきた。
ところが、日本の社会環境も大きく変わり、チンドン屋の中心的な顧客であった多く の商 店は、
大型スーパーやモール、ネットショップの進出で激しい状況においやられている。
そこで、林さんはチンドン屋を寄席芸人として、舞台やライブ公演を 通じ チンドン屋稼業を 盛り上げている。
林さんが若い頃苦労して先人より習得した伝統的チンドン芸 の灯 火を絶やさぬよ う、
チンドン屋パフォーマンス集団として大阪に古くから続く大衆演芸劇場で奮闘する様子を描いたド キュ メンタリー。
エピソード12話中の 第2話
林幸治郎による「ディープな」釡ヶ崎地区の回想の続き。
自分がどのようにして「ちんどん通信社(東西屋)」を興したのか、また、昔ながらのちんどん屋の顧客が徐々
に減少していった背景について語る。
我々は、林の友人で大衆演劇の上演に特化したオーエス劇場(釡ヶ崎)のオーナー、岸本正人に会い、日本の 大衆娯楽の権威、鵜飼正樹を紹介してもらう。ふたりは大衆演劇の華やかな世界について教えてくれた。
林と鵜飼の二人が、オーエス劇場での特別公演開催を決定した。
製作・監督: Kent W. Dahl
撮影: Kent W. Dahl & Shigeru Takaoka
編集:Kent W. Dahl & Jayesh Roychowdhury
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Copyright 著作権: Kent W. Dahl©2018
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